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避妊・去勢手術

犬と猫

避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術は、もともとは望まれない妊娠によって不幸な動物が生まれないように行われていた手術です。雄では精巣を摘出(去勢手術)、雌では卵巣と子宮を摘出(不妊手術)します。

避妊・去勢は疾病の予防が最大の目的です。

避妊・去勢手術は、将来的に起こり得る生殖器に生じる各種疾患、性ホルモンに関連した疾患を防止して寿命を延ばすこと、また性ホルモンによって誘発される発情徴候(出血、異常な鳴き声など)、スプレー(所構わず尿をかけてしまう行動)、攻撃性およびマウンティング(雌猫の後ろに覆いかぶさる行動)などの問題行動を防止する利点があります。

避妊手術はなるべく1歳未満で実施することをお勧めします。

犬では発情を繰り返すごとに、乳腺腫瘍の発生予防効果が減っていきます。1〜2回の発情を迎えたあとに実施した場合と3回目以降の発情を迎えた後に実施した場合とでは乳腺腫瘍の発生予防効果が大きく異なります。また、猫の場合も1歳未満と1歳以降での避妊手術の実施では乳腺腫瘍の発生予防効果に大きな差が認められています。よって、猫の場合も1歳未満での避妊手術をお勧めします。去勢手術は、将来的に起こり得る生殖器に生じる各種疾患、性ホルモンに関連した疾患を防止して寿命を延ばすこと、また性ホルモンによって誘発される発情徴候(出血、異常な鳴き声など)、スプレー(所構わず尿をかけてしまう行動)、攻撃性およびマウンティング(雌猫の後ろに覆いかぶさる行動)などの問題行動を防止する利点があります。

避妊・去勢で防止する主な疾患

オス

  • 前立腺肥大症
  • 精巣腫瘍(がん)
  • 会陰ヘルニア
  • 肛門周囲腺腫 など

メス

  • 子宮蓄膿症(子宮に膿が溜まる病気)
  • 乳腺腫瘍(がん)
  • 卵巣腫瘍(がん) など